本気でOEMを作っていくためには現場を見ないと、無理だと思います。縫製ラインの管理は結構大変
AKFファッション 通信 2016年11月5日配信号
今日のメルマガでは、生産管理についてお話しますね。
商売の話というより、アパレルビジネスの話になります。
ビジネスにもつながる話ですので、お読みいただけると幸いです。
縫製ラインの管理は結構大変です、 なぜか?
働く人をヒマにさせてはいけないからなんです。
人を管理するので、在庫管理や商品企画、営業担当よりかなり大変なんですね。
11月から、AKF縫製工場の出勤時間を朝7時半から8時に変更しました。
寒くなったので、30分だけ遅くしました。
ただが30分?と言われるかもしれませんが、
この30分遅くすることが大事なんです。
毎日、みんな夜9時まで働いてます
月に休みは2日間です。
お昼は11時半から12時半休憩で 夜は5時から6時休憩です。
大抵一年中そういうラインを回してます。
今は水着の生産は暇ですが、現場スタッフに暇な時期でも
忙しくさせないと、いざ忙しくなったら仕事ができなくなるんですね。
なぜ今日、あなたにこの話をしたかわかるでしょうか?
縫製現場の情報を知ることは、あなたの商売にとって・・・
今日私がお話したことはアパレルを販売されるあなたは
初めて聞いたかもしれません。
縫製現場の情報は、縫製ラインを使ってるあなたにとっても
最も大事なことだと思うのです。
「なんでサンプルがなかなか上がらないのですか」
「なんでなかなか納品できないのですか」
「なんで品質が悪いなのか」
「なんで作れないんですか」
「なんで日本人はうるさいと思われるのか」
発注するのも人、OEMを依頼するのも人、受けるのも人、
縫製するのも人、生産管理するのも人・・・
みんな人がやっているんですね。
企画者の気持ちは・・・・
縫製工場長の気持ちは・・・
パタンナーの気持ちは・・・
サンプル作成者の気持ちは・・・
検品担当の気持ちは・・・
やはり、本気でOEMを作っていくためには現場を見ないと、無理だと思います。
立場が違えと、国が違えど、お互いを思いやり信用しあい
尊重し合って良いものを築いていく。
いろいろ大変だと思いますが、AKFは皆さんと共に頑張っていきます。
より良いサービスをご提供してまいりますので、
よろしくお願いします。
━━━【編集後記】━━━━━━━
今日は、現場について赤裸々にお話しました。
現場がどんな状況なのか、知っていただきたかったんですね。
AKFはサンプル室から生地工場、プリント加工現場、
生地裁断、縫製ライン、検品検針、包装出荷、配送まで、ご案内します。
いつもありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!
SUN